【家づくりで失敗しないために】ハウスメーカー・工務店の選び方3つのコツ

家づくりを進めたいけれど、「ハウスメーカーや工務店の選び方がわからない」「何を基準にすればいいのかわからない」など、悩んでいませんか？

結論からお伝えすると、以下3つをチェックすることで、建築会社選びの失敗を防げます。

上記をチェックすることで「思ったよりも高額になってしまう」「建築会社の言いなりで家づくりをすすめてしまう」というトラブルを避けられます。

この記事では以下の内容で、建築会社を選ぶ際のコツについて解説していきます。

建築会社選びの3つのポイントの比較で100万円単位の金額が変わる！

冒頭でもお伝えしたように、建築会社選びでは以下3つのポイントを比較することが大切です。

比較するのは手間ですが、数十万円、場合によっては数百万円も変わります。

その理由は、建築会社の相場を知ることで、金額面の大きな損をなくすことができるからです。

建築会社以上の知識を付けることは難しいですが、「資料を集める」「足を運んで各社を比較をする」ことは誰でもできます。

標準仕様を比較すると、下記のようにお得な建築会社が分かるようになります。

まずは、ネットから各社の資料を取り寄せて、気になる建築会社に足を運んでみるのが漏れのない比較の流れです。

ハウスメーカー・工務店選び ①標準仕様

まず、標準仕様の比較について解説します。

各メーカーの標準仕様の比較をするとオプション費用を抑えられる

建築会社選びで最も重要なのは「標準仕様」です。

なぜなら、標準仕様のグレードが低いと、契約後に水回りや内装で膨大なオプション費用がかかる可能性があるからです。

最低ラインなので、グレードアップしたい場合はオプション費用（追加費用）がプラスされていくということを、念頭に置いておきましょう。

例えば、以下のように坪単価が同じでも、標準仕様が各会社により異なります。

	食洗器	浴室乾燥機	サッシ	サッシ	バルコニー	〇の合計
A社	含む	含む	LOW-Eガラス アルゴンガス含む	樹脂複合サッシ	含む	5つ
B社	含む	含まない	LOW-Eガラス のみ含む	樹脂複合サッシ	含む	3つ
C社	含まない	含む	LOW-Eガラス アルゴンガス含む	アルミサッシ	含まない	2つ

元から標準仕様が充実している建築会社（上記表の場合Ａ社）を選ぶようにしましょう。

そうすることで、追加のオプション費用が発生しにくく、資金計画通りに進めることができます。

さらに、標準仕様のグレードが高ければ、機能性に優れている家とも言えます。

逆に、建物価格は高いのに標準仕様のグレードが低い建築会社はNGです。

標準仕様比較表を使って各メーカーの比較をしよう！

たくさんのハウスメーカーや工務店を訪問していくうちに、「どの会社がどんな標準仕様だったっけ？」っと各社の特徴や差が把握できない状態になっていませんか？

『標準仕様比較表』を使えば、以下の内容が一目でわかるように整理できます。

建築会社選びの比較の際に、ぜひご活用ください。

「標準仕様比較表」 の使い方が分からない場合は、【比較表ダウンロード可能】ハウスメーカー・工務店選びでチェックするべき超重要ポイント！|標準仕様比較表の記事をご覧ください。

ハウスメーカー・工務店選び ②見積書

失敗しないハウスメーカー・工務店選びには見積書の比較も欠かせません。

ハウスメーカーの見積書とは？

簡単にお伝えすると、建築工事の何にいくらお金が必要か記載されている資料のことです。

資金計画と一緒に記載されていることもあります。

見積書は以下のように、建物の費用以外の項目について書かれていることが多いです。

ただし、各建築会社によって形式が異なるため、比較がしづらく、ボッタクられる可能性が高い部分でもあります。

ハウスメーカーの見積書を比較するメリット

見積書を比較することで、以下のようなメリットがあります。

私の実体験ですが、見積もりをお願いした建築会社で220万円も内容不明の諸経費が組み込まれていました。

曖昧な答えしか返ってこず、最後まで具体的な費用の内訳は分かりませんでした。

もし見積書を他社と比較していなければ、220万円も損をしていたかもしれないと思うとゾッとします。

そうならないためにも、必ず見積書の比較をしましょう。

ハウスメーカーの見積書の対応もチェック

見積書は専門的な用語がたくさん出てくるため、理解できない部分も多いと思います。

そんなときこそ、ハウスメーカーや工務店にひとつずつ項目を説明してもらうことをおすすめします。

ひとつずつ丁寧に説明してくれる建築会社であれば、下記のような対応をしてくれる可能性が高いです。

真摯な対応の建築会社や営業マンを見極める大きな手がかりになりますので、各社で不明点を質問してみてください。

なお、比較する見積りが無い場合は、ネットで事前に資料を取り寄せておくのがおすすめです。

大手ハウスメーカーの評価に関しては【大手メーカー13社の特徴】ハウスメーカーのメリットやデメリット・おすすめな人も解説（準備中）の記事で紹介予定です。

ハウスメーカー・工務店選び ③相性

『自分たちがイメージしているお家』と、『建築会社が得意とするお家』の相性が合っているかを見極めることも大切です。

自分たちがイメージするお家と依頼する建築会社が得意なお家が違う場合、工期が伸びたり、余計な費用が掛かったりする可能性があります。

例えば、木造建築の会社では鉄筋コンクリートの家を建てることができません。輸入住宅の会社では、純和風の家を建てるにも不利になります。

他にも、建築会社によって以下のようなポイントで特性や力の入れかたが異なります。

自分たちがどの部分を重要視しているのか再確認し、その願いを叶えてくれる建築会社を見極めることが大切です。

ハウスメーカー・工務店を比較するのが面倒だと感じた方へ

ここまでで、標準仕様書、見積書、相性の3つを比較することが大切だとお伝えしてきました。

でも、「建築会社の情報を自分の足で回って集めるには、どうしても時間や労力がかかって大変だよ」と、思われたかもしれません。

もしそのように思われたなら「比較するとしないで500万円もの差が生じるならどうするか」想像してみてください。

きっと、多くの方が一生懸命比較をして、必死で情報を集めると思います。

家電を購入する際も、1番安くてお得なショップを探しますよね？マイホームも同じです。

金額が何千万円と大きく、一生住み続けるかもしれない家であれば、なおさらです。

まとめ：ハウスメーカー・工務店選びで失敗しない3つの方法を活かして最適な建築会社を探し出そう

建築会社選びで失敗しないためには、以下3つのことを比較することが大切です。

上記の比較ができれば、本当に必要な機能を備えた家を、適正価格で建てることができます。

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