【後悔しない外構業者選び】業者タイプ別の特徴・チェックポイント3選

土地や家ならば、不動産や工務店などに依頼しますよね。

では、『外構』はどこに依頼すればいいのでしょうか?依頼先がわからない方という方も多いと思います。

きしこ

どこに外構を依頼するかで慌てないためにも、家づくりと並行して正しい知識を身につけておくのが肝心です。

結論からお伝えすると主な外構業者は以下の5つで、この中から自分に合った業者を選びます。

主な外構業者5選
  1. ガーデンデザイン事務所
  2. エクステリア施工業者・造園会社
  3. ホームセンター
  4. 個人プランナー・ガーデナー
  5. ハウスメーカー

本記事では、以下の内容で外構業者選びについて深掘りしていきます。

この記事でわかること
  • 外構業者ごとの特徴やメリット・デメリット
  • 目的に合った外構業者の選び方
  • 外構のよくあるお悩み

外構業者選びで後悔しないためには、正しい知識とリサーチが必要です。

きしこ

本記事で、一緒に正しい知識を学びましょう!

外構業者の種類と特徴

外構の依頼について「家づくりの流れで建築会社がするんじゃないの?」と考えている方も多いのではないでしょうか。

実は、建築会社以外の外構業者を選ぶこともできます。

きしこ

どのような外構業者があるのか把握しておくと、選ぶ際に慌てなくてすみます。

冒頭でもお伝えしましたが、主な外構業者は以下の5つです。

主な外構業者5選
  1. ガーデンデザイン事務所
  2. エクステリア施工業者・造園会社
  3. ホームセンター
  4. 個人プランナー・ガーデナー
  5. ハウスメーカー

それぞれの特徴やおすすめな人を以下にまとめました。

スクロールできます
ガーデンデザイン事務所エクステリア施工業者
造園会社
ホームセンター個人プランナー
ガーデナー
ハウスメーカー
メリット個性的な提案をしてくれる提案力・応用力がある単体の工事が得意個性的な提案をしてくれる家と合わせて提案してくれる
デメリット大がかりな工事が苦手特になし・デザイン性が乏しい
・大がかりな工事が苦手
個人差がある外構について詳しくないこともある
費用目安要見積安い安い要見積高くなりがち
おすすめな人こだわりたい人きちんと整えたい人最低限のもので
いい人
個性的な外構に
したい人
楽におまかせしたい人

それぞれ詳しく解説します。

ガーデンデザイン事務所

ガーデンデザイン事務所とは、庭の専門家が設計・デザインをおこなう事務所のことです。

美しい景観づくりなど個性的な提案をしてくれます。施工は、別の会社が受け持つことが多いです。

費用はそれぞれの事務所によって大きく変わるため、必ず見積を依頼しましょう。

きしこ

家づくりでいうと、設計事務所のような位置づけです。

エクステリア施工業者・造園会社

外構づくり専門の業者です。

一般的には、デザインから施工までを担当するので、対応が早く費用も抑えられます。

外構専門のため、経験が豊富でおしゃれな外構も可能です。

きしこ

こちらは家づくりでいうと、工務店のような位置づけです。

ホームセンター

全国どこにでもあるホームセンターで、コメリやコーナン、カインズなどがあります。

気軽に行けて、気になるものをゆっくり選べることもメリットのひとつです。

単体の外構が得意で、費用も安いことが多いですが、おしゃれなデザインは苦手です。

きしこ

最低限のものでいい方におすすめです。

個人のプランナー・ガーデナー

個人で活動されているプランナーやガーデナーは、個性的な提案が可能な外構のプロです。

Instagramやホームページに施工例を載せることが多いので、好みのデザインがあるかチェックしてみましょう。

きしこ

1対1で、深いお付き合いをしたい方にもおすすめです。

ハウスメーカー

家づくりを依頼したハウスメーカーに外構を依頼できます。しかし、実際の施工は提携先の下請け業者のことが多いです。

依頼が楽で品質管理や保障が手厚いですが、ハウスメーカーに仲介料・紹介料が入るため、費用が高くなりがちです。

番外編 楽天でそろえることもできる!

楽天市場で気になるものがあれば、楽天スーパーセールなどのタイミングでお得に手に入れることも可能です。

自分で手配する分、費用は安くなります。

きしこ

私は楽天でそろえました!

具体例は以下のInstagramをご覧ください。

外構業者の選び方3つのポイント

ここまで外構業者の種類について解説しました。

この章では、外構業者の選び方について詳しく解説します。

結論からお伝えすると、外構業者の選び方の主なポイントは以下の3つです。

外構業者の選び方3つのポイント
  1. 親身になって相談に乗ってくれるか
  2. 建築会社の外構見積もりと比較して妥当か
  3. 工事の保障、メンテナンスがきちんとしているか

それぞれ解説していきます。

親身になって相談にのってくれるか

「こうしたい!」という気持ちに寄り添ってくれるかは大事なポイントです。

なぜかというと、親身になって相談にのってくれる業者なら不安なく進めることができ、満足度も高くなるからです

きしこ

予算内で考えてくれるかも重要です!

建築会社の外構見積もりと比較して妥当か

外構を依頼するなら、妥当な金額を提示してくれる業者を選びましょう。

どうやって妥当な金額か判断するかというと、建築会社が提携している外構業者の見積もりとの比較です。

見積もりを受け取ったら、以下のような項目で比較してみましょう。

比較する項目
  • コンクリート1㎡あたりの料金
  • 施主支給したフェンスなど施工してくれるか
  • 見積書は明確か

一般的に建築会社の外構見積もりは、1割から3割ほど高額になってしまいます。

この金額を目安に、妥当な金額が提示されているかチェックしてみてくださいね。

金額と手間、デザインの好みなど総合的に比較すると満足度が高くなります。

きしこ

単純な外構であれば安さで選ぶのもありです

工事の保証、メンテナンスがきちんとしているか

見積もり時に保証やアフターメンテナンスがあるかも確認しておくことをおすすめします。

外構は時間が経てばメンテナンスがいりますし、万が一不備があった時には保証が必要になるからです。

きしこ

書類で確認できない場合は、担当者に直接聞いてみましょう。

番外編 エクステリアメーカーの受賞歴があるか

エクステリアの大手メーカー(LIXIL、YKK、三協アルミなど)は、毎年コンテストを実施しています。

使いたいメーカーが決まっている場合、受賞している外構業者から選ぶのもよさそうです。

LIXILエクステリアコンテスト
リクシルエクステリアコンテスト2020金賞作品より抜粋

過去44回も続いているコンテストなので、色々なエクステリアが見られます。

ここでいうエクステリアとは、外構を含めた空間全体をさします。

要注意な業者の特徴

依頼する際、注意したい業者も存在します。

フォロワーさんに聞いた!実際あった怖い話

外構工事で、コンクリートが乾く前に野良猫や鳥の足跡がついてしまったんです!

塗り直しをお願いしましたが、仕上がりはとてもまばらで悪質な塗り直しでした。

悪質な業者を選ばないためにも、以下のポイントには注意しましょう

こんな業者には要注意!
  • 工事費用が安すぎる
    ⇒手抜き工事の可能性あり!
  • 他の業者の図面を見せてと言ってくる
    ⇒ルール違反!
  • 要望を聞いてくれない
    ⇒苦手な分野を避けたいのかも!
  • 施工実績を見せようとしない
    ⇒過去の依頼主とトラブルがあった?
きしこ

ちょっとでも「あれ?」と思ったところがあれば、他の業者も検討しましょう。

目的別、外構業者のおすすめの探し方

「自分の目的に合った外構業者が知りたい」と思われる方も多いと思います。

この章では、以下の3つの目的別に外構業者の探し方をご紹介します。

外構業者の探し方 目的別3選
  1. 安く外構を作りたい
  2. おしゃれな外構を作りたい
  3. 楽に外構を作りたい
きしこ

メリット・デメリットもあわせて解説します。

安く外構を作りたい

費用の安さを重視する場合は、エクステリア施工業者やホームセンターに依頼するのがおすすめです。

なぜなら、ハウスメーカーの提携の外構業者は、紹介料や仲介料などの中間マージンが上乗せされ、費用が1割から3割ほど高くなることが一般的だからです。

メリットデメリット
最大3割ほどのコストカットができることがある優良な業者を探すのに手間がかかる

おしゃれな外構を作りたい

デザインを重視する場合は、以下のような業者に依頼するのがおすすめです。

デザインが得意な外構業者
  • ガーデンデザイン事務所
  • エクステリア施工業者
  • 個人のプランナーやガーデナー

外構の専門家なので、最新のデザインを提案してもらえます。

メリットデメリット
提案力があり知識や経験が豊富自分で業者を手配する必要があ

楽に外構を作りたい

できるだけ手間をかけず、楽に外構づくりを進めたい場合は、ハウスメーカー提携の外構業者に頼むのがおすすめです。

図面やスケジュールなど、すべて担当者に任せることができるので、一番手間がかかりません。

メリットデメリット
保証面で安心

住宅ローンに組み込める

手間がかからない
費用が割高になる

外構のお悩みQ&A

外構はいつごろから探し始めればいいの?

建物と同時進行がベストです。

ハウスメーカー以外で外構を検討するなら、建物の打ち合わせと同時進行がおすすめです。

建物の打ち合わせで大変になる前に、外構のことも考えておくとスムーズに進みます。

好みの外構がわからない!どうすればいい?

ポイントを決めてから施工事例を見てみましょう。

以下のようなポイントを決めてから施工事例を見ると、好みの外構がわかってきます。

  • 予算はどのくらいか
  • デザインはシンプルがいいか
  • 庭をつくるか
  • 植栽は必要かなど
きしこ

まずは予算を決めましょう。

施主支給ってできるの?

外構の担当者に相談しましょう。

施主支給を考えている場合、まずは外構の担当者に相談しましょう。
打ち合わせをおこないながら、施主支給の可否やスケジュールなどを決めていきます。

まとめ:外構業者の種類や特徴を把握し自分に合った業者を選ぼう!

今回は、外構業者について解説しました。

主な外構業者は以下の5つで、この中から自分に合った業者を選びます。

主な外構業者5選
  1. ガーデンデザイン事務所
  2. エクステリア施工業者・造園会社
  3. ホームセンター
  4. 個人プランナー・ガーデナー
  5. ハウスメーカー

また、外構業者の主な選び方のポイントは以下の3つです。

外構業者の選び方3つのポイント
  1. 親身になって相談に乗ってくれるか
  2. 建築会社の外構見積もりと比較して妥当か
  3. 工事の保障、メンテナンスがきちんとしているか

正しい知識をもって、ぜひ楽しみながら早めに検討してみてくださいね。

少しでも、外構業者選びの参考になれば幸いです。

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