失敗しない土地探し・土地選びのコツ5選【新築計画に6年かけた主婦が実践】

「土地選びで失敗したくない」
「良い土地の探し方や見つけ方を知りたい!」

土地探しはとても大変で難しいです。
しかし、実は土地探しには失敗しないコツがあります。

結論からお伝えすると、以下5つの方法がおすすめです。

失敗しない土地探しのコツ5選
  1. 地元民や地域密着型工務店などに聞く
  2. 過去の災害データを見る
  3. 土地の相場感覚を知る
  4. 良い土地が出たときに即決する覚悟を持つ
  5. 購入希望の土地周辺をこまめに訪れる

この記事では以下の内容を解説していきます。

この記事でわかること
  1. 土地探しの基本
  2. 失敗しない土地・良い土地とは何か?
  3. 土地探し・選びで失敗しないコツ5選
きしこ

記事の最後には、私が『土地選びで失敗しない5つのコツ』を実践した感想と結果もご紹介しています!

土地探し・選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までお読みください。

【重要】土地探しの基本

【重要】土地探しの基本

失敗しない土地探しの前に、土地探しの基本となる考え方を知っておくことが大切です。

良い土地・理想の土地は待っても来ない

なんとなくネットで土地探しを始めてみたけど、なかなか目を引くものがなくため息をつく日々。
「でも、いつかは良い土地に出会えるはず!」と思っていませんか?

きしこ

結論からお伝えすると、良い土地・理想の土地はネット上に出てくるのを待っていても出会えません。

なぜなら、たくさんのライバルが常に歩き回り、情報のアンテナを張って良い土地を探しているからです。

また、不動産会社としても以下のような方を優先して土地の紹介をするため、ネットで公開する前に売り切れてしまいます。

  • 頻繁に窓口に来て情報収集をしている
  • マイホームの完成時期も明確で土地の購入意思がある
  • 『本気』で土地探しをしている

実は個人以外にも、住宅会社が条件付きにしたり、建売で販売するために良い土地を常に探しています。

きしこ

人気のエリアや好条件の土地なら、出た瞬間に売り切れることも珍しくありません!

良い土地はご縁・巡り合わせ!?

不動産会社の土地に関する情報量は、当然個人より多くあります。

そのため、不動産会社から「希望のエリアで条件を満たす土地はありません」と言われれば、悲しいですがそれが現実です。

きしこ

そのくらい理想の土地と巡り合うこと自体が、奇跡とも言える『ご縁』なんですね。

ただ、ご縁だからと言って、待っているだけでは良い土地とは出会えません。

知識をつけ、実際に足を動かして探していく『行動力』が理想の土地を購入する秘訣です。

失敗しない土地・良い土地とは何か?

失敗しない土地・良い土地とは何か?

失敗しない土地・理想の土地とは、どのようなことを言うのでしょうか?

明確にしておくことで、土地が出た際に、良し悪しの判断が瞬時にできます。

家族のライフスタイルに合った土地

理想の土地とは『家族のライフスタイルに合った土地』と言えます。

どんなに素敵なお家が完成しても、以下のような場合、本当に満足度の高いマイホームと言えるでしょうか?

  • 学校まで徒歩2時間
  • スーパーは隣の市まで行かないとない
  • 最寄り駅まで車で50分

そこで、マイホーム全体の満足度を上げるために、家族みなさんで『 これだけは外せない条件』を書き出してみましょう。

【良い土地の見つけ方】土地に求める条件を洗い出す

例えば以下のような『土地に求める条件』を洗い出します。

希望する条件(例)
  • 最寄り駅まで徒歩10分以内
  • 病院(小児科)が車で15分以内
  • ドラッグストアまで車で5分
  • 分譲地で割と新しいお家が多い(年齢も近い)
  • 日当たりが良い南東角地  
    など

ただし、残念ですが、すべての条件をかなえる土地は……ありません!(ほぼ100%出会えないのが現実です。)

「じゃあどうしたらいいの?」と不安に思われるかもしれませんが、ご安心ください。

先ほど書き出した条件の中から、これだけは譲れない!というものを3~5つに絞れば大丈夫です。

その条件を満たす土地を自分で探したり、不動産会社や住宅営業マンに伝えて探してもらいましょう。

きしこ

条件を書き出し、絞っていくことで、あなたにとっての本当の『理想の土地』を決めるきっかけにもなります!

土地探し・選びで失敗しないコツ5選

土地探し・選びで失敗しないコツ5選

ここからは理想の土地を見つけるために知っておきたい、「土地探し・土地選びで失敗しない5つのコツ」をご紹介します。

①地元民や地域密着型工務店などに聞く

長年地元に住んでいる方々の話は、とても信憑性のある有益な情報です。

以下のような現地に住む人だからこそ知っている情報を得られます。

地元民から得られる情報の一例
  • 自治会費
  • 町内行事
  • 地区のイメージ
  • 隣人関係
  • 過去にあった事件や事故 
    など

特に市街や県外から引っ越す方は、昔からその地域に住んでいる方に情報をもらえると安心材料にもなります。

きしこ

私は地元民のママ友にたくさん聞き込みをしました。
資料だけではわからないこともたくさん教えてもらえましたよ。
勇気を出して聞いて良かったです!

②過去の災害データを見る

理想の土地が見つかったとしても、土砂崩れや水害が起きやすい地域では命の危機に関わため、安心して暮らせません。

そのため、土地選びの際は『ハザードマップを必ず確認しましょう。

ハザードマップとは

過去の災害履歴や避難場所、避難経路などを示した地図のことです。

水害のあった地域では、追加で保険(水害保険)に加入する必要があるので、長い目で見ると費用の負担も大きくなります。

ハザードマップは各市町村の自治体の窓口で入手でき、ホームページにも掲載されていますのでご活用ください。

きしこ

ハザードマップのポータブルサイトでは、全国各地のハザードマップを災害の種類別に確認できます。

③土地の金額の相場感覚をつける

掲載されている土地が高いのか安いのかを正しく理解するには、土地価格の相場を把握する必要があります。

相場感覚をつけるためには、頻繁に土地情報をチェックするのがおすすめです。

毎日のように土地情報をチェックしていると、優良な土地が出たときに気づけるようになります

逆に、こまめにチェックしていないと相場感覚が身につかず、良い土地が出てもチャンスをつかめません。

きしこ

ネットサイト、広告、フリーペーパーなどは欠かさずチェックしましょう!
毎日見ていると、売れ残る土地と売れていく土地がわかってきます。

④良い土地が出たときに即決する覚悟を持つ

「いつか理想の土地が出てくるといいな~」とノンビリしているうちに、良い土地は一瞬で売れていきます。

良い土地がでたら即決できるように、以下のような準備をしておきましょう。

事前準備
  • 住宅ローンの仮審査をして購入可能な土地予算を把握する
  • 頭金を用意しておく

あなたと同じように、良い土地を探している人が他にもたくさんいるということを忘れてはいけません。

売れない土地はいつまでも売れ残り、良い土地は一瞬で売れます。

きしこ

即決する覚悟を常に持っておくことで、理想の土地を手に入れられる可能性が高くなります。

⑤購入希望の土地周辺をこまめに訪れる

候補になりそうな土地がある場合、その土地をこまめに訪れることが大切です。

なぜなら、曜日や時間帯を変えて、実際に足を運ぶことにより、写真や資料ではわからない部分が見えてくるからです。

例えば、現地に行くことで以下のようなことが分かります。

現地に行くことでわかること
  • 通勤時間帯の前面道路の交通量や車のスピード
  • 日中の日当たりや風通し
  • 夜の静けさや街灯の明るさ
  • 騒音やニオイ
  • 子どもたちが集まる場所や通学路 
    など

土地購入前に、こまめに現地を見に行かなかった私の友人は、「前面道路が通勤時間帯の抜け道になっている」と住んでから知り、とても後悔していました。

同じような失敗をしないためにも何度も現地へ足を運んでみましょう。

きしこ

ご近所さんに怪しまれるか不安だったり、面倒だったりする気持ちもわかります!
けど、土地の購入希望者として、堂々と足を運んでチェックしましょう。

土地探し・選びで失敗しない5つの方法を実践した感想と結果

土地探し・選びで失敗しない5つの方法を実践した感想と結果

私は夫の転勤で今の地域に引っ越してきたので、本当に知らないことだらけでした。

町の名前すら知らない、何から手をつければいいのかわからない……そんな中でも、不動産情報を毎日のようにチェックする習慣をつけていました。

毎日のように土地情報をチェックしていると、坪単価の極端に安い地域や高い地域がわかり、その理由も見えてきます。

坪単価の安い地域(例)
  • 市街地から遠く離れている
  • 公共下水ではなく浄化槽
  • 前面道路と土地の高低差がある 
    など

ハウスメーカーや工務店を回り始めてから、たくさんの土地情報をいただき何度も足を運びました。

しかし、なかなかピンとくる土地がなく、気長に良い土地を待つ方向で意思を固めたんです。

きしこ

「できれば3年以内に見つかればいいな」と思っていました。

こんな気持ちでも、不動産会社へ行ったり、ネットで土地情報を集めたり、実際に土地を見に行ったりすることは怠りませんでした。

その結果、数年後に工務店さんが「希望に合う土地が売りに出た!」と教えてくれました。

既に『商談中』と掲載して1番に声をかけてくれ、価格も相場より200〜300万円安く整備された良い土地でした。

契約するかどうかの猶予は1週間だったので、帰宅後に夫婦で話し合い、何度もその土地へ足を運びました。

きしこ

地元民のママ友たちにも、相談して情報をもらい評判も良かったので、決断に至りました。

「土地はタイミング」とよく言われますが、『日々、知識を付け、相場を学び準備をしておくこと。そして、タイミングが来たときに即決できるかどうか』が大切なんだと痛感しました。

この経験が、土地探し・土地選びで悩んでいるあなたのお力になれば良いなと思い、この記事にまとめました。

まとめ:土地探し・選びで失敗しないためには5つのコツを知って行動するのみ

土地探し・選びで失敗しないためには5つのコツを知って行動するのみ

最後に、土地選び・土地探しで失敗しないための5つのコツをまとめました。

失敗しない土地探しのコツ5選
  1. 地元民や地域密着型工務店などに聞く
  2. 過去の災害データを見る
  3. 土地の相場感覚を知る
  4. 良い土地が出たときに即決する覚悟を持つ
  5. 購入希望の土地周辺をこまめに訪れる

不動産会社や建築会社が、良い土地を見つけてきてくれる可能性もあります。

しかし、理想の土地に出会うため自分自身で調べ知識をつけて、足を運ぶなど行動していきましょう。

きしこ

直接、地主さんに声をかけたり、お手紙を書いて交流を深めることも大切です。
みなさんが、理想の土地に出会えることを願っています!

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